FP岩崎の「知っトク通信」(日・米・英国 金融資産)

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今回は、日本と米国・英国での個人金融資産の現状についてお伝えします。

日本の個人金融資産の残高は約1,700兆円。その内のなんと52%(約900兆円)が現預金です。
また、60歳代以上が1,700兆円のうち、約6割(約1,000兆円)の金融資産を保有しています。

各国の2015年末時点での家計金融資産の構成は次のとおりです。(平成29年 金融庁説明資料から)

日本 米国 英国
個人金融資産残高 1,700兆円 8,514兆円 1,072兆円
現金・預金 52% 13.7% 24.4%
保険・年金 29.3% 31.4% 58.8%
株式・投信 14.9% 29% 11.6%
その他 3.8% 25.9% 5.2%

運用リターンによる家計の金融資産の伸びは1995年ー2015年の20年で
日本は、1.15倍 その結果、金融資産全体の伸びは1.47倍 (1995年の個人金融資産残高は約1,200兆円)
米国は、2.32倍 その結果、金融資産全体の伸びは3.11倍
英国は、1.63倍 その結果、金融資産全体の伸びは2.27倍

米国・英国ともに国による政策が後押しされていることは事実ですが、上述のとおり、過去20年間での資産運用でのリターンの結果が家計の金融資産の伸びに影響していることに注目したいですね。

特に米国では、全体の家計所得のうち7割が勤労所得(働いて収入を得る)で、3割が財産所得(運用リターン)という結果になっているのも驚きです。
日本はというと、勤労所得:財産所得は約8:1となっています。

米国・英国は「お金に働いてもらい」日本はまだまだ「自分が働く」という感じでしょうか。

お金を殖やすには、基本的には3通りです。
①収入を増やす
②支出を減らす
③お金に働いてもらう

各国を見習って、「お金に働いてもらう」ことを始めてみましょう。