FP岩崎の「知っトク通信」(教育資金の貯め方)

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保険相談で関心が高いのが、「教育資金の準備」。
ここでいう「教育資金」とは多くの方が「大学進学の資金」を想定されています。
「いくらくらいかかるか?」「どうやって準備すればいいか?」に悩まれる方は結構いらっしゃいます。

下の表は、大学入学の初年度にかかる費用の平均金額です。

入学金 授業料 施設設備費 合計
国立大学 282,000円 535,800円 817,800円
私立大学 文科系(平均) 242,579円 746,123円 158,118円 1,146,820円
私立大学 理科系(平均) 262,436円 1,048,763円 190,034円 1,501,233円
私立大学 医歯系(平均) 1,038,128円 2,737,037円 831,722円 4,606,887円

※私立大学は文部科学省「私立大学等の平成26年度入学者に係る学生納付金等調査結果」

また、受験に際しては、受験料や交通費、宿泊費がかかります。
受験費用に関しては、センター試験が18,000円(2教科以下は12,000円)、国立大学の検定料(2次試験)が17,000円。私立大学(文科系・理科系)は30,000円~35,000円ほどかかります。
受験から入学までにかかる費用として、一般的(医歯系を除く)には100万円~200万円の準備が必要と言えそうです。

教育資金の準備には、「使える時期」も大切です。私は、大学進学の資金を準備する場合、子供の年齢が17歳を目安にされることを勧めています。高校2年生中にある程度のお金の準備が出来ていれば、3年生になったときの塾の「特別講習」や推薦入学の場合にも備えられます。
また、「貯められる期間」は、子供が中学を卒業するまでの期間が目安になります。児童手当(所得制限にかからない場合)が、子供が15歳になるまでに約200万円が支給されます(子供1人の場合)し、高校生となると部活や塾など出費が多くなることが想定されるためです。
15年間で約200万円を貯める方法として、貯金、学資保険、資産運用商品を比較してみました。

    月の支払い額 支払額合計 満期金
目標額
満期金・目標額
との差額
貯金 金利0.1% 0歳~3歳 15,000円
3歳~15歳 10,000円
198万円 約199万円 約1万円
学資保険 15歳払込
17歳満期
 月々 10,340円 約186万円 200万円 約13.8万円
資産運用商品 平均運用3.5%  月々 10,000円  180万円 約236円 約56万円
資産運用商品 平均運用
2%
   月々 10,000円  180万円 約210万円 約30万円

※学資保険(S生命)契約者30歳男性 被保険者0歳男児で設計
※資産運用商品 金利3.5%、2%で複利運用できた場合の15年後金額

児童手当を上手に活用すれば、15年間で200万円以上は可能です。
資産運用商品としては、積立NISAを利用すれば年間40万円までの投資であれば、投資で生じた利益を最長20年間非課税にできます。安定的な資産形成を目的にしているため、教育資金作りにも適した制度と言えます。
「貯める」ことを目的にするのであれば、組合せて活用するのもいいでしょう。

他には、利率が高い「外貨建て商品の保険商品」を使った貯め方も可能です。ただし、外貨建て商品は、「使いたい時期」に「円高」だった場合に「為替損」というリスクが伴いますので、注意が必要です。

必要な金額や貯めておきたい金額は、それぞれの家庭によって異なりますので、お気軽にご相談ください。