FP岩崎の「知っトク通信」(つみたてNISAとは)

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平成29年度税制改正において、つみたてNISAが創設されました。

NISA(少額投資非課税制度)は、平成26年から始まりました。平成28年の1月からは「年間120万円までの非課税枠」が設定され、上場株式等の配当所得や譲渡益が最長5年間非課税となります。
しかし、金融庁の調査によると、平成28年度中に一度も買付けを行わなかったNISA口座は全体の約62%にのぼり、まだまだ定着しているとは言えない状況です。
そこで、安定的な資産形成を支援する観点から、少額からの積立分散投資を促進するためにつみたてNISAが創設されました。
※平成28年12月31日時点のNISA口座数    10,613,172口座
平成 28 年中に一度も買付けがなかった口座数     6,680,215口座
(金融庁 NISA口座の利用状況調査(平成 28 年 12 月末時点)より)

つみたてNISAの特徴
・1年間の投資限度額が40万円
・非課税期間は20年間
・現行NISAとの併用はできない
・投資対象が限定的(毎月分配型でない、信託契約期間が無期限または20年以上である等)
・平成30年1月1日以降の投資について運用される

現行NISAとつみたてNISAの比較

つみたてNISA 現行NISA
対象者 20歳以上 20歳以上
年間投資上限額 40万円 120万円
非課税期間 最長20年 最長5年
投資可能期間 平成30年から平成49年 平成26年から平成35年
投資総額 最大800万円 最大600万円
投資対象 積立・分散投資に適した一定の公募等株式投資信託 上場株式・公募株式投資信託など
引き出し制限 なし なし

少額からコツコツと資産形成されたい方に適した制度だと思われます。
また、引出し制限がないため、子供の教育資金や住宅関連の資金など「使う予定のあるお金」の資産運用としても活用できる制度です。