FP岩崎の「知っトク通信」(がん保険 最近の「トレンド」)

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がん保険のトレンドについてお話します。

保険商品で競争が最も激化している分野は「医療保険」と「がん保険」です。
このうち、「がん保険」は顕著に「トレンド」が変わってきています。
少し前まではがんと診断されたらまとまった「一時金」を給付しますという商品が多かったのですが、最近は、商品名も「がん治療保険」というように「治療の保障」にシフトし、保障内容を改良した商品が急増しています。
「手術」「抗がん剤」「放射線治療」の三大治療を受けたときやホルモン剤による治療を受けたときに給付金を受け取れるものです。
この「治療保障」をメイン(主契約)にして「診断保障(一時金)をオプション(特約)にしている商品もあります。

この背景には、がんの早期発見、入院期間の短期化、放射線治療や抗がん剤治療など治療による通院治療の長期化があります。この「早期発見」が保険会社にとってみれば「支払リスクの増加」にも繋がっているとも判断できます。
がんと診断されたらまとまった「一時金」を支払う保険を販売していたとすると、支払いが急増する可能性が高くなるわけです。

国立がん研究センターの調査によると、がん罹患数は

全体 男性 女性
2012年 865,238 503,970 361,268
2015年予測 982,100 560,300 421,800
2016年予測 1,010,200 576,100 434,100

と毎年増加傾向にあります。
そのため、「がんの治療に備えましょう」と目先を変えて「一時金」の支払いを抑えるようにしたのでは?と個人的に推測しています。

がんの治療は、状況によって治療方法が異なります。まとまった一時金であれば、手術費用や抗がん剤治療、また収入減少の補填などの用途にも使えます。

がん保険を選択する場合には、まとまった「一時金」を受け取れる様にしておくほうが賢い選択と言えます。
また、がん保険に「がん入院保障」「手術保障」がついている場合は、がんでの入院、手術が対象です。「入院」や「手術」は医療保険でカバーできる可能性が高いので、重複しないようにしましょう。