FP岩崎の「知っトク通信」(老後破綻とは)

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老後破綻や老後破産という言葉をよく耳にします。
どのような状況かといいますと、老後生活の長期化により貯蓄が底をつき、低い収入で生活している高齢者の状態や自己破産に陥った状態を言います。

日本弁護士連合会の「2014年 破産事件及び個人再生事件記録調査」によれば、
自己破産者の年齢別推移表は以下の通りで、60代以上の高齢者が増加傾向にあることがうかがえます。
特に、70代以上は顕著です。

年代 2014年調査 2011年調査 2008年調査
20代 6.37 6.48 12.05
30代 18.15 21.38 25.98
40代 27.02 26.99 23.93
50代 21.05 22.61 21.39
60代 18.71 17.50 12.54
70代以上 8.63 5.02 3.93

毎月の赤字を補填するために何らかの借金を作り、返済に困窮するパターンが多くみられるという。

今後、定年後の破綻が増える可能性があると懸念されます。その要因の一つは「住宅ローン」です。

国土交通省がまとめた「平成29年度 住宅市場動向調査 報告書」によると、
注文住宅(新築)、分譲戸建住宅、分譲マンション、中古戸建住宅、中古マンションの取得年齢と住宅ローン利用率および返済年数は以下の通りです。

形態 取得年齢 住宅ローン利用率 返済年数 取得年齢
+返済年数
平均世帯年収
注文住宅
(新築)
39.5歳 56.9% 建築 31.1年
土地 33.2年
建築 70.6歳
土地 72.7歳
698万円
分譲戸建住宅 37.4歳 68.7% 30.7年 68.1歳 701万円
分譲マンション 39.5歳 63.5% 29.7年 69.2歳 798万円
中古戸建住宅 42.9歳 52.5% 26.3年 69.2歳 668万円
中古マンション 44.2歳 50.3% 24.7年 68.9歳 632万円

定年後も住宅ローンの返済が続くことがお分かりになると思います。

次回は、返済額と老後の収入についてみていきます(^^♪