「マネジメント通信」採用率を上げて離職率を下げるために従業員満足度をアップさせよう

■中小企業で悩める人材不足の問題

少子化で業種や規模を問わず、人材不足が問題となっている中、中小企業やベンチャー企業は特に深刻です。
今いる人材の離職を防止し、定着化を図るためにも、働きやすい会社らしいと口コミなどを通じて知ってもらい、採用率を高めるためにも従業員満足度を向上させることが大切です。

■長く快適に働ける環境づくり

ギリギリの人数で仕事をしていると、有休を取りたくても言い出しにくいと考える方が少なくありません。
リフレッシュしたいときはもちろん、家庭の事情や子供の看護、学校行事などでも気軽に有休や半休などが取れる環境を整えると、ライフスタイルの変化に合わせて長期的に働きやすくなります。
管理職も積極的に有休を取得してお手本を見せ、休んでも大丈夫という意識付けや最小限の人数でも業務に支障を出さない助け合いの環境づくりなどを進めていきましょう。
育児休業制度や介護休業制度、子育て支援制度など時代のニーズに合わせた制度を整備するとともに、絵に描いた餅にならないように実行することも大切です。
また、目標を持ちモチベーションを高めて働けるよう、スキルアップ支援制度の充実とスキルに見合った待遇を設けることもおすすめです。

■大企業に負けない満足度の高い福利厚生

大企業に負けない福利厚生とは、必ずしも大企業と同じレベルの制度を用意することではありません。
中小企業やベンチャー企業だからこそできる、大手企業には難しいような、きめ細やかなサポートやアットホームな制度を設けるのも従業員満足度を高める方法の一つです。
たとえば、最近トレンドになっている社長による振る舞いランチや持ち回り制の手作りランチ、持ち寄りランチパーティーなどもおすすめです。
料理を通じてコミュニケーションが高まり、仕事以外の面での親交を深められ、それが業務の効率化や助け合いにも生きていきます。
上下の垣根が低く、横のつながりもスムーズだと仕事もしやすくなり、満足度も高まります。
仕事以外の楽しみもできると、会社に行くのも楽しくなってくるものです。
月に1度くらいの無理のないペースで社員間交流やレクリエーションを兼ねたランチ会をしてみましょう。
もちろん、手作りが難しければ、社長のポケットマネーや会社の経費で話題のレストランで食事会を開いてもかまいません。
業務後よりランチのほうが家族をお持ちの方も参加しやすく、お酒を飲めない方も楽しめます。

■定着率アップや人材確保にも役立つイベント

大企業では難しい、中小企業やベンチャー企業だからこそできる福利厚生としては、アットホームなランチ会などのほか恒例イベントを作る手もあります。
たとえば、年に一度、夏にバーベキュー大会などを開いて社員だけでなく、家族や恋人、友人なども参加OKにします。
経費は基本的に会社負担にし、みんなでワイワイとバーベキューを楽しんだり、地域の花火大会を特等席を確保して観覧したりしてはいかがでしょうか。
また、社員旅行なども一つの手段です。
会社の経費で個人的にはなかなか難しいことが楽しめたり、話題のスポットや海外などに旅行できたりすれば、家族の後押しもあって定着率も高まります。
また、社員の家族や参加した友人などがこんな素敵な会社で働いてみたいと就職や転職を希望してくれる可能性もあり、人材の確保につながることも期待できます。